染めＱアルミパテで直す

僕は、ガーデニングを始めてまだ1年半ほどなのですが、持っている鉢やガーデン雑貨類は、錆びていたり、苔が生えていたりしたものを愛用しています。

買ったばかりの新品だと最近ガーデニングを始めた感じがしますし、使い古した物の中にポツンと綺麗なものがひとつだけあったりすると浮いてしまうので、意識して少し汚れたような物を買うようにしています。

昔からやっておられるような園芸店に行くと、何十年も前からの売れ残りの鉢や雑貨がお店の隅っこの方や、棚の下の目立たないようなところにあったりするものです。 そういった物たちは、だいたいは値段がついていません。 なので店員さんに「これはおいくらですか？」って聞いてみます。 僕はこういった棚の下や、お店の隅っこに放置されたような鉢が大好物です。 うちで使っている鉢の９０％くらいはこういった古い鉢たちです。

今回は９月に買った錆びて大きな穴の開いたウェルカムボードの修理をしましたので、そのことについて書きたいと思います。 　　　　

このウェルカムボードは、いつもお世話になっている園芸店で購入しました。なんと２０００円で譲っていただきました！

本当にボロボロだったので、車に積み込む時にいろいろな所から錆がボロボロと落ちてきましたし、支柱とプランター置きの接合部分が、かろうじてつながっているような状態だったので、慎重に車を運転し、家まで運搬しました。

まず家に帰ったら、ワイヤーブラシを使って,ざっくりと全体の錆びを落としました。

次に、「どうやってこの大きな穴を補修しよう？」と考え、まずはYouTubeで調べてみることにしました。やはりYouTubeってすごいですね。これ良いんじゃない？っていうのがありました。染めＱさんの「アルミパテ」です！

使ってみた感想として、割と固まるのが早いです。硬化剤と混ぜて５分～１０分くらい経ったら少しずつ固まってくるので少量ずつ作るのが良いと思います。僕の場合はパテ１００ｇ、硬化剤１ｇ（パテの重量の１％を混ぜるため）で作って、何度も繰り返して塗りました。

大きな穴はアルミテープ（写真右側に見えているやつです。）で塞いで、それだけで大丈夫でした。パテを作ったらガンガン塗っていきましょう！（パテには繊維質のものが入っています。）

大きな穴は完全に塞ぐことができました。写真を見てもらって分かるように自分の思ったように塗るのは結構難しかったです。乾いたらヤスリできれいにしましょう。

使ってみて分かったのですが、ある程度厚めに塗ったほうが良いでしょう。僕の場合厚みが１～２ミリくらいだと割れてしまうことがありました。

プランター置きの部分は完全に欠けてしまっているところがあったため、針金で土台を作って、その上からパテを塗りました。

ヤスリで磨いて綺麗にしたかったのですが、根気のない僕はすぐにあきらめてしまいました。一応これでもヤスリで磨いています。しかしめちゃくちゃツルツルになるまで磨くと相当な時間がかかってしまうのは間違いないです。かなりボコボコした感じの仕上がりになってしまいましたが、他にもやりたいことがたくさんありましたので、このくらいで妥協しました。（これでも２日間くらいは磨きました）

あとは白ペンキを塗って完成です！穴は完全に塞がりましたし、パテの強度はかなり高いです。

むちゃくちゃ硬くなります。

今後本当にやることがなくなった時に、もう一度ヤスリできれいに磨くかもしれません。もっときれいに仕上がった時には、みなさまにもお披露目したいと思います。

使ってみた感想

・混ぜてから固まる（作業がやりにくくなる）までが割と早い。

・乾いた後のヤスリがけで出る粉が細かいので、吸い込まないようにマスクをしたほうが良い。

・薄く塗りすぎると（１～２㎜）割れたりすることがある。

・強度が半端ないので、大きな穴でも余裕で修復できる。

・においがきつい（僕個人の感想）

お気に入りの雑貨などは直して大切に使いたいですよね。同じような補修を考えておられる方や修理を諦めかけていた方は、ぜひ試してみてくださいね。

あなたの思い出の品がよみがえるかも知れませんよ。