リシマキア ボジョレー

初挑戦

みなさん、「リシマキア・ボジョレー」って植物をご存じでしょうか?エラそうに言っていますが、実は僕も初めて知ったのは昨年の初夏(2021年6月頃)なんです(;´・ω・)

すみません、何かどや顔でエラそうな言い方をしてしまいましたね(;´・ω・)

「リシマキア・ボジョレー」の魅力を精一杯お伝えしていきたいと思います(*‘ω‘ *)

リシマキアボジョレーとは

庭うさぎ
庭うさぎ

今回はベルくんに代わって私こと
庭うさぎが解説していきたいと思
います。 

リシマキア ボジョレー

科名 サクラソウ科

属名 オカトラノオ属(リシマキア属)

分類 多年草(宿根草)

耐寒性 強い

耐暑性 普通より弱い

耐陰性 半日陰まで

草丈 30cm~50cm

開花期 5月~6月

花 濃い赤紫

葉 細長くギザギザ、シルバーリーフ

僕が昨年育てたボジョレーは、9月頃まで花が咲いていました。ちなみに我がベルビーヒルズガーデンは関西圏でございます。

その独特の外観はインパクトが強く、寄せ植えにも地植えにも向いています。蒸れは嫌いますが乾燥も嫌います。土は湿り気味にし、風通しの良いところで管理した方が良いようです。

ボジョレーの有効な使い方

ギザギザしていますがスラっとしたシルバーリーフ、黒赤いというのでしょうか?遠目で見ると黒っぽい色で縦に長細い花を咲かせるボジョレー。

そのボジョレーのアンティークカラーをバラの株元に植えることで、より一層素敵なお庭に変化することでしょう。

バラと一緒に植える植物と言えば一番最初に思いつくのは「クレマチス」でしょう。そのクレマチス、バラに絡み合って咲き、同じつる性なのですがつるが細く葉っぱが小さいのであまり主張し過ぎずバラを引き立てます。かといってクレマチス自体の花も大変美しく決してバラの脇役というわけではありませんよね。一方のボジョレーはバラの株元をおしゃれに演出してくれる植物と言えるでしょう。

バラとクレマチスとボジョレー。

この組み合わせたまりませんね(*‘ω‘ *)

花が終わったら増やしてみよう

花が終わる(9月頃)と、種をつけた花はどんどん乾燥していきます。

そのまま放っておけば、こぼれ種で自然に増えていくと思いますが、僕は意図的に種蒔きしてみました。本来はとげ(?)のついた殻の中に小さな種が入っているみたいなのですが、僕は当時そんなことは知らず、殻のまま種蒔きしました。正直に言いますと、殻ごと種だと思ってたんです(´・ω・)

だいたい2週間くらいで発芽しました。その後冬が近づいてきたので、カーポート(透明の波板の屋根なので日は当たります)に置き管理していました。この辺りは冬は雪が降りますが、気温は氷点下2℃くらいまでしか下がりません。ただ今回初めて育てる植物でしたし、ボジョレーが大好きなので、できるだけリスクを取らないようにしました。霜もおりますしね(*‘ω‘ *)

3ヶ月後の1月20日、気温が低いからなのか、理由ははっきりとはわかりませんが、あまり成長していませんね(´・ω・)

しかし苗も大きくなってきましたので、そろそろ植え替えていくことにしました。

大きめのポットに植え替えよう

今回は苗を「たまごのパック」に植え替えることにしました( *´艸`)

使えるものは使ってみようってことです。

電動ドライバーの先をドリルの刃に替えて、たまごのパックの底の部分に穴をあけていきます。

たまごが入る場所ひとつに2つの穴をあけました。

穴をあけたら、このたまごパックに土を入れていきます。今回はカインズさんの普通の園芸用の土「プランターの土」を使いました。

まだ苗が小さいので慎重にピンセットを使って植え付けていきます(; ・`д・´)大切なボジョレーちゃん、ひとつも無駄にしたくない(`・ω・´)キリッ

植え替えが終わったら穴から水が出てくるまでしっかり水やりしましょうね(・ω・)

ビニールハウスを作る

気温が低いのでビニールハウスに入れればもっと早く育つかしらと思い、廃材の木材をかき集めて小さなビニールハウスを作ってみました(´・ω・)

枠を組み立てたらビニールを貼ります。透明のビニールが無かったので、半透明のビニールを使いました。光は入っているようなので多分大丈夫でしょう。

完成したビニールハウスを良く日の当たるウッドデッキの上に置くことにしました。

一ヶ月後・・・

苗が大きくなったというよりは、葉の色が濃くなっただけみたい(´・ω・)

あと、土の量が少ないのでお天気が良い日が続くとすぐに土が乾燥してしまう。乾燥を嫌うボジョレーですから、こまめな水やりができなかったらすぐに土が乾燥してしまい、天国へと旅立ってしまいます。写真のたまごパックの左の列の手前のふたつの株は天国へと旅立たれてしまいました(/_;)

弱小素人個人が作ったビニールハウスでは、なかなか難しいかも知れませんね(´・ω・)

素焼き鉢に植え替え

次に2号鉢(直径6cm)と3号鉢(直径9cm)の素焼き鉢に植え替えることにしました。

今回は腐葉土とバーク堆肥をカインズさんの「プランターの土」に混ぜ込み使うことにしました。植え替えが終わったらしっかりと水やりをし、良く日の当たるところに置きました。

すると一ヶ月後にこんなにも成長しました。気温も20℃を超える日が多くなってきました(*‘∀‘)

特に素焼き鉢の苗の成長が著しいですね。

ハイポネックスを与えてみた

植え替えをして2週間くらい経ったところで、ハイポネックスを与えてみることにしました。

いわゆる追肥ってやつですね。

庭うさぎ
庭うさぎ

追肥とは、植物の成長過程にした
がって施すことで、生育中に足り
なくなる栄養を追加で供給する肥
料のことをいいます。   

今回与えたハイポネックスは液肥(液体の肥料)で、水で薄めて使います。

ビニールポットに再び植え替え

素焼き鉢は苗が良く成長してよかったのですが、ビニールポットにもう一度植え替えることにしました。

現在4月29日なのですが、多くの株に花芽が上がってきました(*‘ω‘ *)

5月に入り日中は20℃を超える日が多くなってきました。やはり暑さに弱いのか、株がふにゃ~ってなってしまいます。水はしっかりやっていますが、まだ株が小さいからですかね(´・ω・)

でも次の日の朝になれば、涼しくなってまたピーンってしっかりとした姿に戻っています(*‘∀‘)

こぼれ種かな?

暖かくなってくると植物の成長が一気に進みますが、雑草も例外ではありません。

雑草もすごい勢いで増えてきます(; ・`д・´)

早めに処理しておかないと大変だ~ってことで草抜きに没頭していた時です。

この辺りは、昨年ボジョレーを植えた鉢を置いていた場所。もしや!

さらに辺りをキョロキョロ見回してみると、またまた発見(; ・`д・´)

でも、もう少し大きくならないと断定はできませんね。様子を観察することにしましょう。

5月19日

種から育てたボジョレー、今いったいどのくらいまで成長したでしょうか?

さっそく見ていきたいと思います。

ちなみに4月末まではウッドデッキの上で育てていましたが、5月に入ってから直射日光がガンガン当たって株が弱ってしまいがちだったので、現在は軒下で管理しています。

茎がヒョロヒョロとしていますが、花も大きくなってきてボジョレーらしくなってきました。

種から発芽して6ヵ月くらいでここまで成長しました。

こぼれ種で発芽した苗はまだこの株が2月頃くらいの大きさなので、種蒔きは9月下旬から10月上旬くらい(僕の住む地域ではということですが)が正解なのかも知れませんね。

気温でいうと20℃以上あった方が良いのかも知れません。

6月5日

6月の初めになるとすごい勢いで成長していきます。

今年の1月頃草丈1cmくらいだった苗はこんなに成長しました(∩´∀`)∩

脇芽からも花芽がどんどん上がってきました。

地植えにしている親株も見に行きますか。

・・・・

葉っぱがかじられておる! ;つД`)

ボジョレーって実は結構臭いにおいするんですよ。なので害虫に食べられたりせんやろって思ってたんですが、これは明らかに何者かにかじられておる!

ボジョレーを観察すると3枚くらい葉っぱがくっついてるところを発見。

中を見てみるとけっこう大きな毛虫がおりました(;´・ω・)

毛虫だって生き物ですよ・・・。

しかしすまんが処分させてもらう。近くにあったバークチップで「プチッ」

もう来んといてね(´・ω・)

一応害虫予防のスプレーふっといた方が良いのですかね。

植え替え時期は?

ボジョレーは開花期が5月~6月の植物です。なので現時点(5月25日))で地植えにしてしまうのはあまり良くないような気がします。

ボジョレーはもともと暑さに弱い植物ですから、直射日光の当たらない軒下で現在育てていますし(;´・ω・)

そこで今年の夏はこのまま軒下で夏越えさせようと思います。

そして涼しくなる10月下旬ごろに切り戻して地植えしてみたいと思います。

今回、何とか大好きなボジョレーを種から無事成長させることが出来ました(*‘ω‘ *)

ボジョレーは耐寒性のある宿根草です。花後切り戻すことで株が一回り大きくなっていき花芽もたくさん上がるようになっていきます。長い時間をかけて育てていく楽しみもあり、本当に素晴らしい植物だと思っています。

興味のある方は、ぜひ「ボジョレー」を育てていただきたいです!

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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