カメさんたちの池づくり①

いきもの

現在カメさんやメダカをトロ舟(セメントなどを練ったりする時に使う樹脂製の容器)で飼っているのですが、せっかくマイホームを買ったんだからってことで池をつくることにしました。

今回池の素材について「FRP」にするか「防水セメント」にするかで迷っていたのですが、難易度の低い「防水セメント」を使って作っていくことにします。

どうぞよろしくお願いいたします。

まずプラダン(養生用)を買う

養生用のプラダンはカーマで1枚200円くらいで売っています。

あとプラダンを貼り付けるのに養生用のテープも必要です。ひとつ200円くらいだったと思います。

今回駐車場のコンクリートの上に池を作るのですが、原状復帰したい時にコンクリート床に池をくっつけてしまうと無理になってしまいますので、養生用のプラダンを下に敷いて工事をしていきます。

こうすることで直接セメントが床とくっつかなくなるので気に入らなかった時などに何とかすることが出来ます。

まず基礎を作っていきます。砂とセメントを購入しました。

セメント1袋と砂3袋でだいたい1000円くらいです。あまり買い過ぎても置く場所に困りますので無くなったら買い足す感じで進めていきます。

コンクリートにするには小石も必要なのですが、うちの家の外周にたくさん敷き詰められていましたので、それをスコップで集めてきて使うことにしました。

余計な出費も抑えられますし、今後外周にも土を入れてお花を植えていく計画なので一石二鳥です(*‘ω‘ *)

プラダンで作った枠に練ったコンクリートを流し込んでいきます。

ワイヤーメッシュ

10cmくらいコンクリートを入れて固めました。

その後YouTubeで池の作り方の動画を見て「ワイヤーメッシュ」を入れるのを忘れていたことに気付く(゚д゚lll)ガーン

近くのカーマには売っていなかったので遠くのカインズまで買いに行きました。

ひとつ500円くらいだったと思います。3つ購入。

あとワイヤーメッシュを切るハサミ(3500円くらい)も購入。

これは5mmまでの太さの針金(ワイヤー)を切れます。  

そうそう、今回の様にもう二度と使うことない様な工具も買わないといけない時があります。

それも結構高かったりします。

(´・ω・)

池の底になる部分と壁になる部分にワイヤーメッシュを折り曲げて配置しました。

壁の部分の枠づくり

初めは壁の部分を枠なしでコンクリートを積み上げて作っていましたが、難易度が高い事に気付きました(´・ω・)

近くのカーマにベニヤ板を買いに行き、そのベニヤ板を使って枠をつくることにしました。

あとはコンクリートを練って入れての単純な作業です。

ただこの作業、重量物の運搬などがあり、すごく疲れます(´・ω・)

仕事ではありませんのでマイペースで疲れたらこまめに休憩を取り、のんびり焦らず続けましょう。

プラダンを追加で購入し、だいたいの池の形の枠をつくりました。

あとはコツコツとコンクリートを練って流し込んでいきます。

枠がプラダンだとコンクリートを入れた時に重みで広がってしまうので、硬さのある木やブロックで固定することをお勧めいたします。

しかし柔らかくてすぐ曲がってしまう頼りない(ちょっと言い過ぎやろ)プラダンですが、「自由に形が作りやすい、特にカーブが作りやすい」という良い一面もあります。

工夫して上手く硬い素材と柔らかい素材を使い分けて枠をつくるといろいろな形の造形が可能です。

コツコツとコンクリートを練って流し込む作業を繰り返し形が少しずつ浮かび上がってきました。

ありたっけの端材を総動員してコンクリートを支えます(/・ω・)/

まだ雑な仕上がりですが、だいたいの形は出来ました。

この一番広い池にカメさんたちが住む予定です。

この小さくて深い池は炭や牡蠣殻などを入れて浄化槽の役目をします。

この池には金魚やメダカが住む予定。

今回作る池の構造は、まずカメ池の水をソーラーポンプでろ過槽(植物と赤玉土などでろ過するエリア)まで水を吸い上げ、2つのろ過槽を流れた水は金魚、メダカ池に流れ落ちます。(滝から流れ落とすことで酸素を供給できるのでエアレーションの効果もある。)そして金魚・メダカの池から深い牡蠣殻と炭の池へと流れ、浄化された水が再びカメ池に流れ落ちるというシステムです。

防水層をつくる

まず防水セメントでコーティングする前に凸凹の部分をモルタルできれいに仕上げていきます。

もう4月になってしまいカメさんたちも冬眠から目覚めてしまいました。

池が出来上がるまでここで辛抱してね。

実際池が完成してもすぐに生き物を入れて育てるのは難しいかも知れません。

セメントのアルカリが水に溶け込むと水質がアルカリ性になってしまいますので、そのあたりしっかり調べて中性を確認してからになりますね。

防水セメントは売っていますがたくさんの量を買うとなると割高になってしまいますので今回は「防水剤」をモルタルに混ぜて使うことにしました。

モルタルを練る時の水に決められた量の防水剤を混ぜたものを作り置きしておき、(僕の場合ですと1.5ℓのペットボトルを使いました)モルタルを練る時にその防水剤入りの水で練ります。

上のろ過槽の部分や、池の壁に防水モルタルを塗っていきます。

厚みが1cmくらいになる様に塗っていきました。

金魚・メダカ池の防水処理完了!

まず壁面を塗っていき、最後に底にモルタルを流し込んでいき平らに仕上げます。

壁面を塗るのは垂れてきますので本当に難しい(>_<)

ろ過槽の水が下に流れ落ちる所を少し飛び出すように加工。

こうすることでろ過槽の壁面に水が当たらなくなるので、汚れにくくなると思います。

壁面は接着剤を入れてもモルタルが垂れるので本当に塗るのが難しいです。

作業をしているうちにセメントが無くなったのでいつもと違うホームセンターに買いに行きました。

こっちの方が垂れなくてきれいに塗れるやん。

セメントが違うんやろか?

垂れないのでサクサクと作業が進みます。

ストレスなく作業ができるっていうのは嬉しい(*‘∀‘)

全ての防水加工が完了しました。

池の工事は一旦ここで中断です。

来週から外壁塗装工事が始まるので。

また外壁塗装が終わりましたら池工事を再開していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2023年4月30日追記 

防水施工についてですが、本当に重要な工事です!

この工事をしっかりと出来ていなかった為に1年後に水漏れが発生してしまいました。

水漏れ箇所を特定するのが難しく、めちゃくちゃ苦労しています。

もう気持ちが萎えてしまってます・・・・。

(;´д`)トホホ

これから防水施工される方は本当に重要な工程ですので慎重にやってくださいね。

特に角の部分のモルタルが薄くなったり、モルタルの圧着が弱かったりすると失敗する可能性があると思います。

僕自身まだ水漏れの原因が分からず現在も修理中です。

初めから使うモルタル、コンクリート全てに防水材を混ぜて工事をした方が良かったかも知れませんね。

みなさんが僕の失敗を参考にして上手く工事できます様に願います。

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