投資を始めよう! ☆高配当株編☆

資産運用

みなさんは投資されていますか?

お金を銀行に預けておいてもほとんど増えませんよね。おそらく多くの人たちはそのことに気付いていらっしゃるでしょうし、分かったうえで銀行に預けてらっしゃるのだと思っています。これは僕の推測ですが「リスクがないから」「銀行に預けておけば安心だから」といった理由がほとんどではないでしょうか。

銀行の普通預金でいくら増えるの

ちなみに100万円をメガバンクに普通預金として1年預けて(金利0.001%)10円増えます。しかし物価が1年で1%上昇したとしたらどうなるでしょうか。1年で1%物価が上がったとしたら、今100万円で買えていたものが1年後には101万円になっているというわけで、銀行に預けて10円増えましたが、実質的には9990円少なくなっているということになりますよね。

なぜ多くの人たちは投資をしないのか

僕はいつも思うのです。「なぜみんな投資をしないんだろう。」本当に投資をしている人が少ないことにびっくりしています。僕の周りでも投資をしている人はたった一人だけです。かといって実際投資をしたくない人に無理やり勧めるのもどうかと思いますので、特に投資を勧めたりはしませんが、少しでも多くの人が投資をするきっかけになればと思い、僕の経験を活かして投資について書いていこうと思います。

僕は会社の同僚に「なぜ投資をしないの」と聞くと、かえってくる言葉は必ずと言っていいほど「怖い」です。ほぼこれです。なので、ほとんどの人たちが投資を「怖い」ものだと思っているのでしょう。しかし不思議ですよね。投資をしたことがないのに「怖い」って思えるのですから。だからまず僕はこの記事で、みなさんの「投資は怖い」という先入観を少しでも取り除くお手伝いができればいいなと思っています。

投資って本当に「怖い」の?

まず投資の中でも「株式投資」について説明していこうと思います。

まず株式を買う方法は2種類あります。「現物取引」と「信用取引」です。

「現物取引」と「信用取引」

現物取引・・・自分のお金で株式を売買すること。

信用取引・・・証券会社からお金などを借りて、手持ちのお金以上の売買をすること。

ちなみに僕は現物取引しかしません。現物取引は自分の手持ちのお金の範囲で株式を売買しますので、一番最悪の場合でもお金が0になるだけです。

信用取引については僕自身やったことがないため、説明に誤りがあるといけないので、省かせていただきます。

次に僕の失敗経験になりますが、個別銘柄(一つの企業)に集中して投資するスタイルですと、その企業から悪材料(悪いニュースなど)が出た時に株価が大きく下落することがあり、一時的なのか長期的なのかはその材料の内容にもよりますが、資金を一気に減らしてしまうことになり、そういったことは日常茶飯事です。僕も投資歴10年の中で何度も経験しました。なので僕個人的には個別銘柄(一つの企業)に集中投資はお勧めしません。ストップ安に3日連続で張り付きだった時は、ほんとに泣きそうになりましたからね。

ストップ安とは・・・前日の終値に対して値幅いっぱいまで下がること。

僕の「投資は怖いのか」に対しての結論ですが、「信用取引をしない」「個別銘柄に集中投資しない」、「余裕資金で投資する」さえ守っていれば、ほとんど怖くありません。

株初心者や株デビューの人にお勧めなのは

まず結論から、僕がお勧めするのはこちらです。どれも短期間で大きなリターンを期待できるものではありませんが、長期でじっくり資産を運用するには適していると思います。「私は手っ取り早く大金を手にしたいんだ」って人には全くお勧めできません。

おすすめはこれだ!

①VTI・・・米国市場のほぼ全体に投資するETF(上場投資信託)

②SPYD・・・米国の高配当株式に投資できるETF(上場投資信託)

③SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

④全世界株式・・・オールカントリー

⑤高配当株式・・・財務が優秀で配当利回り3%~6%くらいの個別株式

ちなみに僕は④の「三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」をコアにして、あとは⑤の高配当株を買っています。

コアとしておすすめなのは

③SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

④三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)ですね。

僕としましてはSBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンドや全世界株式をコア(中心)にして、日本の高配当銘柄に投資することをお勧めします。割合としてはS&P500が40%、全世界株式が40%、高配当株式20%くらいが良いのではないかと思います。まあ割合は自分でカスタマイズして自分好みにしていただければ良いと思います。でもこんなこといきなり初心者に言ったって意味わからんって言われそうなので、ここまではさらっと流してください。投資に少し慣れてきたら、このあたりの優良商品は、ほぼポートフォリオの中に入っていることでしょう。

世界経済は成長し続けている

株式投資では常に株価は動いています。なので上がる時もあれば下がる時もあります。しかし長期的に見れば全体的な株価は右肩上がりに上がっています。それは常に世界の経済は成長し続けているからです。今の時代、服は洗濯機で洗っていると思いますが、過去のように洗濯板で洗う未来が来るでしょうか?自動車や電車での移動が、馬車や自転車での移動になる未来が来るでしょうか?もちろん新しい産業が出現することで、無くなっていく産業もあるでしょう。しかしこれまで新しい産業の出現、古い産業の消滅を何度も繰り返して現在の成長があります。世界の経済が衰退していく可能性が無くはないでしょうが、過去の実績を見ればやはり経済は成長していますから、かなり少ない確率の経済の衰退に対するリスクを考えていては何もできません。事故するかも知れないから車には乗らないとか、墜落するかも知れないから飛行機には乗らないというのと同じようなことです。

世界の経済は成長している だから長期投資

長期的に見れば世界経済は成長し続けているのですから、「長期」で資産運用をすれば高確率で資産は増えると思います。しかし成長する企業もあれば衰退していく企業もあります。たまたま衰退していく企業の株を持っていたとすれば、資産は減っていくでしょう。ではどのように対策をしていけばよいのでしょうか。

分散投資することでリスクを低減する

例として、もし5社の株式を均等(評価額が均等ということ)に20万円ずつ保有していたといます。そのうちの一社(仮にA社とします)の株価が買値の半分になってしまったとしたら、全体の資産は10%減ってしまします。こうなってしまっては辛いですよね。

買値

A社株式… 20万円

B社株式… 20万円

C社株式… 20万円

D社株式… 20万円

E社株式… 20万円

合計…  100万円

A社株価半分

A社株式… 10万円

B社株式… 20万円

C社株式… 20万円

D社株式… 20万円

E社株式… 20万円

合計…  90万円

5社の株式を均等に保有していた場合はこの程度の損失で済むのですが、もしA社の株式が全体の60%を占めていたとしたら、損失は30%(この例でいうと30万円の損失)になってしまいます。

今度は4万円ずつ25社の株式を保有していたとすればどうでしょうか。A社の株価が半分になっても全体として2万円しか減りません。このようにたくさんの銘柄に分散して投資することで、資産の減少リスクに対してある程度備えることができます。

しかし投資先が同じ業種に偏ってしまいますと、不景気の時や○○ショックといった時に業種全体が大きく下げるといることはよくあることなので、業種も幅広く分散する必要があります。

ただ、分散投資は防御力は高いのですが、攻撃力は弱くなってしまいます。

その弱点を補うために、僕が実践しているのが「高配当株の分散投資」です。

年利4%で運用を目標とする

高配当株はヤフーファイナンスで検索すれば(ランキング→配当利回り)すぐに調べることができます。ただ高配当だと言っても買ってはいけない株もありますので(財務が悪い、減配が多い、無配が多い、業績が悪い等)注意して選定する必要があります。自分で考えるのは難しいという人は「高配当株 ブログ」で検索すると良い銘柄を紹介してくれているブロガーさんもいらっしゃいますので、参考にするのもいいと思います。ただし実際に株を買うのは自分ですから、全て自己責任だということは言うまでもありません。やはり自分の資産なのですからじっくり銘柄選びをして、納得したうえで購入するのが良いでしょう。

次に年利4%で100万円を10年間投資した場合のシュミレーションを見てみましょう。

※増えた4%全額を再投資したことにします。(再投資とは増えたお金でさらに株を買っていくこと)

投資年数(年)資産額(円)
1040000
1081600
1124864
1169858
1216652
1265319
1315931
1368569
1423311
101480244
資金100万円を利回り4%で1
0年間運用(増えた資金を再投資)
元金は100万円なので10年間
で480244円増える。   

投資年数(年)資産額(円)
1560000
2142400
2748096
3378019
4033140
4714466
5423044
6159966
6926365
107723419
資金100万円で毎年50万円ず
つ資金を投入し利回り4%で10
年間運用(増えた資金を再投資)
元金は600万円なので10年間
で1723419円増える。  

このように時間をかければ、資産を増やすことができる可能性があります。

資産の増え方は地味かも知れませんが、資産が2000万円に到達する頃には、毎年80万円の配当金が得られるようになるわけです(月66000円ほど)。資産2000万円を維持した状態で毎年80万円が入ってくる仕組みができれば、老後の年金+毎月66000円となり、老後を豊かに過ごせるようになるかもしれませんよね。

僕にとっての高配当株分散投資は「10000円で毎年400円を生み出すキャッシュ製造マシーン」を何体集められるかっていうイメージです。

もちろん投資のコアはアメリカ(VTIやS&P500)なのですが、高配当株をコツコツ集めるのも楽しいですし、毎年配当金が受け取れるという楽しみもあります。

実際に高配当株を買うには

しかし分散投資をするにあたって「すべての銘柄を均等な割合で保有」しようと思うと次のようになります。(3社の場合)

A社 株価2000円 最低購入金額 200000円×5=1000000円

B社 株価1000円 最低購入金額 100000円×10=1000000円

C社 株価5000円 最低購入金額 500000円×2=1000000円

なぜこのようになるのかというと、日本株式は、売買の最低限の単元数(最低買わなければならない株数)が100株となっていますので、このように3社の違った株価の銘柄を均等(時価で考えて)に購入しようと思うと、どうしても資金が多く必要になってしまします。3銘柄でこの有様なわけですから、もうこの時点で「25銘柄なんて無理や」と思われる方が多くいらっしゃると思います。

しかしご安心を。1株から購入できる証券会社をご紹介いたします。

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(注)

SBIネオモバイル証券は2024年1月に(予定)、SBI証券と合併する為、新規の口座開設が現在行われていません。今後はSBI証券の「S株」をご利用ください。(2022年12月10日追記)

この証券会社の優れているところをご紹介

①50万円以下の取引だと月間利用料が220円

(ネオモバ限定Tポイントが200pt付与されるため実質20円)

②1株から株を買うことができる

高配当株への分散投資にあてる資金が少ないうちは「SBIネオモバイル証券」がお勧めです。

インデックスファンドなどには「楽天証券」「SBI証券」の口座があれば、これだけで十分です。3つの口座を上手く使い分けていきましょう。

最後に一番大切なこ

結論を言いますね。「行動すること」です。

知ってるだけで何もしなければ、結局何も変わりませんからね。

誰だって失敗はします。失敗から学んで成長できれば、その失敗は成功への階段の中の1段にすぎません。あまり怖がり過ぎず、どんどん挑戦していきましょう。

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